先日テレビを見ていると、「究極の○×クイズSHOW!」という番組の中で『”色白”と”色黒”シワができやすいのはどっち?』というクイズが出題されていました。
サーファーなどの日焼けした人のほうがシワの多い人がたくさんいる気もするし、実際のところは肌の色白・色黒はシワの出来やすさに関係するのでしょうか?
色黒の人のほうが色白の人よりシワができにくい
メラニンという色素をご存知でしょうか。メラニンは肌の中で作られる色素で、私たちの肌を紫外線ダメージから守ってくれる働きをします。一方、肌中のメラニンが多くなると、肌の色は黒くなります。
さて、ここで一旦メラニンと肌の色、紫外線ダメージの関係を整理しましょう。
肌の色 | メラニン | 紫外線ダメージ |
色白 | 少ない | 多い |
色黒 | 多い | 少ない |
色白の人の肌にはメラニンは少ないですが、紫外線ダメージを受けやすくなります。色黒の人の肌にはメラニンが多く存在し、メラニンが紫外線ダメージから肌を守ってくれます。
シワと紫外線ダメージの関係
では、シワはどのようにしてできるのでしょうか?
シワは加齢によってできていきますが、肌の水分も加齢によって少なくなっていきます。肌の乾燥がしわができる原因の一つと言われています。例えば、切り干し大根を思い浮かべて下さい。みずみずしい大根を冬の天日で乾燥させて作られた切り干し大根は、水分が抜けてシワシワですね。
前述の紫外線ダメージを受けると肌は、軽いやけどをした状態になり、肌の水分は著しく減少します。その結果、シワのできるのを招いてしまいます。
色白の人も色黒の人もシワができるのを予防するには
まずは紫外線から肌を守る
シワを作らないためには、紫外線のダメージからお肌を守りましょう。秋に入っても紫外線は肌に大きくダメージを与えます。無駄に日に当たらない、日焼け止めを塗る、などのケアを怠らないようにしましょう。
なにがともあれ保湿が一番大切
シワを増やさないためには、何と言っても保湿がいちばん大切です。お肌の乾燥はシワを作る原因、特に乾燥する秋は保湿を怠らないようにしましょう。肌の水分は20代をピークに、その後は年齢とともに低下し続けます。お肌の乾燥が進むとシワができやすくなってしまいます。
40代50代になってもお肌の水分を保つ秘訣は
1 化粧水をしっかりと取り込める肌を作る
せっかく買った化粧水を使っても、肌の奥まで水分を届けてくれなければ効果はありません。まずは化粧水がしっかりと肌に浸透する下準備をしましょう。
ブースター化粧水は、化粧水を肌の奥まで届ける働きがあります。ブースター化粧水が引水となって化粧水が肌の奥まで浸透するのでオススメです。
2 水分を逃しにくい体質になる
化粧水で潤った肌をクリームで保護するのもいいですが、クリームも使わずに自分の肌の体質が潤いを逃さなくなればいいと思いませんか?私はこちらのほうが自然と思います。そのためには洗顔のときに皮脂や角質を落としすぎるのをやめましょう。まずは洗浄力の強すぎる合成界面活性剤入りの洗顔をやめるのはいかがでしょうか。
また、お湯を呑むのも肌の水分を高めるのでオススメです。
いかがでしたでしょうか。紫外線ダメージのは肌の老化の元。紫外線は肌の水分を奪っていきます。紫外線対策をしっかりとして(秋でも油断は禁物)、保湿を気を抜かずに行いましょう。